皆さんにお願いしたいこと
締切まであと10日。
どんな方と出会えるのかとてもドキドキします。
さて先日、STUDENTS! MUSICAL GALAにおいて「私たち」が大切にしていることについて書かせていただきました。
ですから今日は、SMGに参加してみようと思っている「皆さん」にお願いしたいことを書きたいと思います。
誰かのマネをしない
もちろん、憧れの歌手さんや目指している俳優さんがいらっしゃることは悪いことではありません。
でも、「その人が歌ったみたいな歌を歌う」ことを私たちは求めていません。
なぜなら、「コピー」はどんな完璧でも「オリジナル」には敵わないからです。
ですからきちんと楽譜に立ち戻って、音符や歌詞の意味を思考し、自分ならそれをどうやって表現するのか?自分らしい歌はどんなものなのか?一緒に探求しましょう。
空気を読みすぎない
最低限の稽古場の秩序が守られるのであれば、それ以上のお行儀の良さは求めません。
皆さんの個性や本音を歌に活かしたいので、できればいつもご家庭や学校にいる時と同じように稽古場でも居てほしいです。
むしろ、ご家庭や学校で隠している何かさえもさらけ出してほしいです。
きっと自分の意見もしっかり持っているでしょうから、わからないことや納得できないことがあれば、周りの空気なんて読まずにどんどん質問してください。
周囲の反応なんて気にする必要もないですし、時間なんか気にする必要もありません。
じっくり話し合いましょう。
上限を決めない
たくさんの経験を経てきた大人のほうがあらゆることにおいて「上手い」のは当たり前です。
ですが、「伸びしろ」だけは若いアーティストの皆さんのほうが圧倒的に有利です。
「この音は高すぎて出ない」
「こんなに息が続かない」
と、勝手に自分で上限を決めたら、そこまでも辿り着けません。
「もっともっとなんだってできる!」と信じることこそ上達の原動力です。
だから目標は常に高く、遠くに持ちましょう。
ざっくりですが、これが私たちが皆さんにお願いしたいことです。
もしかしたら、これはどこでも通用する「理想像」ではないかもしれません。
でもきっと、上手く使い分ける「ズルさ」も皆さんは持ち合わせていらっしゃると思います。
どんなに個性的で魅力的な皆さんにお会いできるのか?本当に楽しみです。
それではオーディション会場でお待ちしております。