セッサタクマな日々。
毎度のことですが、稽古初期は課題が難題過ぎてみんなで意気消沈します。
今回の稽古場も絶望感に満ち満ちています。
とはいえ、難局を乗り越えてこそカタストロフィーが際立つわけですから、この絶望感は感動のフィナーレに向けて必要不可欠な要素と言えなくもありません。
![](https://static.wixstatic.com/media/eb8714_a0db467620594871802f726f076305b0~mv2_d_3096_1741_s_2.jpg/v1/fill/w_980,h_551,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/eb8714_a0db467620594871802f726f076305b0~mv2_d_3096_1741_s_2.jpg)
最近、ジュニアミュージカルだけに留まらず、通常のライブはもちろん、個人や学生サークル同士で様々なかたちで競い合ったりする企画など若いアーティスト活躍の場が増えたように感じます。
そういった環境の中で、STUDENTS! MUSICAL GALAが「差別化」されていくために何が必要か考えた時、この「絶望感」こそが重要な要素になると私たちは考えています。。
もちろん競争することで得るものもたくさんあるのは事実で、たくさんの表現の場があることは実に素晴らしいことだと思います。
でも一方で披露する場を用意するだけでなく、若いからこそ、そこに至るまで「過程」を大事にしたいのです。
「今、既にできること」を披露するのではなく、「今はできないし、自分一人では達成不可能だけど、努力次第で3か月後にはぎりぎりできるかもしれないこと」に挑戦することに意義があると私たちは思っています。
そのために励まし合う仲間がいたり、サポートする大人たちがいたりするのです。
今回のメンバーでどれほど高くまで昇っていけるか、今から楽しみで仕方ありません。